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空海、深川そして五木寛之

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麺屋空海でラーメン食ってもぅた。
閉店直前、客は僕一人という超居心地悪い状況で鶏そばの塩をのんびり食ってやった。
でも、スープ残した。
ホントは最後まで居心地よく食べて帰ってもらうってのが、最低限のもてなしのレベルだと思いますがね。まぁ、いろいろ事情があるでしょうから。この不景気だしね。

明日は深川辺りまで足を運んでみようかと思ってます。初詣ってやつです。門前仲町の富岡八幡宮ですね。完全に山本一力に影響されてます。かつて寛永寺の根本中堂を作る際に、余材で作ったという永代橋。ちょんまげだらけの江戸時代に200mの木製の橋ですよ。それが今ではこんな感じで、かなりがっかりしました。小説の中ではあの紀伊国屋文左衛門が、材木を紀州から買い付けるんですよ。だからですかねぇ。この辺りに木場があります。
まぁ、完全に時代が違う事も分かっていつつも、想像の中にしかないあの時代にノスタルジックな想いを馳せてしまう訳です。

なんとなく五木寛之口調になってしまいました。

そういえば、4年程前に京都に一人でふらっと行ったときに、宇治の萬福寺で番組収録中の五木寛之さんに遭遇しました。いつまでたっても抜けない九州なまりが好きです。

老いてゆく自分と、この鬱々とした世の中、そして仏の世界を重ねて淡々と語る「人生の覚悟」は、風や樹や大地や空や、そんな所から聞こえてくる声のようでもありました。

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